1990年～
ヨーロピアンスタイルのアレンジメントを勉強したく、伝統的なイギリスのクラシックスタイルを始める。
子供時代より、工作・図工を得意としていたので勉強を始めるといろいろな花の資材に興味津々。
オアシスの中だけの表現ではないアレンジメントが勉強したくなった。
そんな時、ヨーロッパのアレンジメントのデザイナー達の本を見始める・・・
なんか、表現するのに自分のすべてを絞り出しているような気がした。 　
繊細なものから大胆な作品まで、自然とスイッチが入ったり切れたり・・・
そんなアレンジメントが出来ればと思った。

その時出会ったのが、オランダスタイル。今までにあったことのないグリーンの豊富さ。工作がプラスされ、出来たものに花を挿すというより、１からアレンジを作り上げる素晴らしさに出会った。
う～～ん。とっても楽しい！！

ずーっと、このままでと思ったらドキッとするアレンジメントにまた出会う。フランスのアレンジメントにあまり興味のなかった自分だったけど・・・本当に驚きだった。
スタイルは、クラシックのトライアングル（三角）なのだけど、デザインが斬新！！色合いも素敵！！
なに～～～これは。見たことがなかった。

ついに、そのデザインにあこがれてフランスに花留学をしてしまった～～
やはりデザインはオランダ・ドイツが基本で色合いがフランス。
そして、プラスして勉強したのがやわらかいラインの表現。流れるライン・曲線！素敵。
お城などに飾ってある花と全く趣が違った。

自分にとって、フレッシュフラワーだけでなくプリザーブド・アーティフィシャルといろいろな素材を使ってアレンジメントをするのも楽しい。融合することでまた違う世界が広がる。フラワーアレンジメントは無限だと思う。

そして、現在に至る。

毎年フランス・オランダに赴きトレンド（流行）のデザインを勉強中。
オランダのしっかりとしたファンデーション（土台作り）を上手に多用するデザイン。フランスのアールヌーボーを思わせる柔らかな曲線とパリスタイルの花を詰め込むデザイン。そんな、モダンなヨーロッパティストを自分流に融合させていきたい。